設立趣旨

東京大学理学部化学教室雑誌会 設立のあらまし

東京大学化学教室において、明治23年(1890年)、教職員と学生によって、主として外国雑誌に掲載された化学分野の論文の輪講や、その内容を紹介する会合として「雑誌会」が開かれるようになりました。そして、明治、大正、昭和、平成と今日に至るまで、実に1271回の雑誌会が開催されてきました。昭和に入ると、雑誌会は、化学教室の教職員のための親睦会などの行事を企画するなど、化学教室の教育と研究を充実するために貴重な役割を果たしてきました。

我々は、この「雑誌会」の良き伝統を堅持するとともに、東京大学理学部化学科および東京大学大学院理学系研究科化学専攻の在学生・卒業生、そして、化学教室の教職員、名誉教授、及び在職経験者が、教育、研究を通じて連携し、国際的に活躍できる若手人材の育成事業を継続的に推進するために、「東京大学大学院理学系研究科・理学部化学教室雑誌会」を平成19年3月15日に 設立いたしました。

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